店舗運営

飲食店向け 開店・閉店チェックリスト

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全6項目

開店・閉店チェックリストは、毎日繰り返す準備と片づけを、決まった順番で確認するための表です。

ガスの元栓、冷蔵庫の扉、火の始末。どれも当たり前のことですが、閉店時は疲れているうえに、日によって担当者が変わります。

このテンプレートは、作業の順番どおりに項目を並べ、上から下へ確認していける形にしたものです。

開店・閉店チェックリスト(Excel・PDF)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelのダウンロードが始まります。PDFも同じ画面から取得できます。

このテンプレートは誰向けですか

  • 閉店時の火の始末を確実にしたい方
  • 担当者が変わっても同じ手順で回したい方
  • 厨房機器の不調に早く気づきたい方

どのような場面で使いますか

1日1枚、開店前と閉店後に使います。閉店の最後に「火気の再確認」を置くと、抜けが防げます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 区分
  • 確認する内容
  • 確認
  • 数値・状態
  • 異常があった場合の内容と対応
  • 担当

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

開店・閉店チェックリスト.xlsx — 記入例の一部
開店・閉店チェックリスト 【記入例】
店舗名○○食堂
日付2026年8月29日(土)
確認の付け方と、異常があったときにすること(始める前に読む)
○ 問題なし … 次の項目へ進む。
△ 直して開けた … その場で直してから開店・閉店する。内容を「異常があった場合の内容と対応」に書き、責任者に伝える。
× 直らない … 開けない、または閉めない。すぐ責任者へ連絡する。冷蔵庫・ガス・火気に関わるものは必ず×にする。
×のときに開店を止める判断は、その日の担当がしてよい。止めた人を責めない。
営業しながら直すものは、誰がいつまでに直すかを書く。「あとで」と書かない。
前日の×が残っている日は、その項目から確認する。責任者は空欄と×だけを見る。
区分No確認する内容確認数値・状態異常があった場合の内容と対応担当
開店1冷蔵庫・冷凍庫の温度を確認する冷蔵4度/冷凍-19度長谷川
開店2ガスの元栓を開け、コンロの点火を確認する長谷川
開店3換気扇・空調を入れる長谷川
開店4手洗い用の石けん・消毒液の残量を確認する長谷川
説明記入用記入例A3印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A3に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A3印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。店舗名・日付・開店担当などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A3印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

開店前に確認すること

開店前に確認することは、次の5つに分かれます。

分類確認すること
設備冷蔵庫の温度、ガス、給湯、換気、照明、空調
衛生手洗いの用意、消毒液、清掃の状態、トイレ
食材仕込みの状況、在庫、当日の品切れ見込み
客席テーブル、椅子、メニュー、調味料、卓上の備品
レジ準備金、釣銭の金種、端末の起動

冷蔵庫の温度を開店前に見ます。夜間に止まっていた場合、朝の段階で気づけると被害が小さく済みます。

閉店後に確認すること

閉店後に確認することは、火気と戸締まりが中心になります。

  1. 火気 … ガスの元栓、コンロ、フライヤー、オーブンの停止
  2. 電気 … 不要な照明、厨房機器の停止(冷蔵庫は除く)
  3. … 蛇口の締め、給湯器の停止
  4. 衛生 … ごみの搬出、清掃、翌日の仕込みの保管
  5. 金銭 … レジ精算、売上金の保管
  6. 戸締まり … 裏口、窓、シャッター、施錠

ポイントはここです。1つ目は最後にもう一度確認する形にしている店が多くあります。順番の最後に「火気の再確認」を置いておくと、抜けが防げます。

担当者を残す

チェックリストは、誰が確認したかを残す形にすると効果が上がります。

実務では、次の形にしている店が多くあります。

  • 開店と閉店それぞれに、担当者の欄を置く
  • 項目ごとの印は、確認した本人が入れる
  • 責任者が翌日に目を通す

3つ目を運用に入れると、抜けがあったときに気づけます。書かれていない日が続く場合は、リストの項目が多すぎる可能性があります。

異常があったときの記録

チェックの過程で異常が見つかった場合、その内容と対応を残す欄を持たせておくと、次につながります。

一般には、次の内容を残しています。

  • 何が異常だったか
  • その場でどうしたか
  • 誰に連絡したか、いつ対応する予定か

厨房機器の不調は、放置すると営業に影響します。気づいた時点で記録に残しておくと、修理の手配が早くなります。

この様式では、下に「異常があったときの記録」を置いています。気づいた内容、開店・閉店をどうしたか、誰にいつ連絡したか、対応の内容と対応日、確認者と元に戻した日までを1行でたどれます。

直らなかったとき、開けていいのか

開店前にいちばん困るのがここです。冷蔵庫が冷えていない、コンロが点かない。開けるのか、遅らせるのか。

この様式では、確認の付け方を表の中(見出しの上)に置いています。

確認状態そのときすること
問題なし次の項目へ進む
直して開けたその場で直してから開ける。内容を書き、責任者に伝える
×直らない開けない・閉めない。すぐ責任者へ連絡する

冷蔵庫・ガス・火気に関わるものは、直らなければ必ず×にします。この3つは、開けてから困っても取り返しがつきません。

×のときに開店を止める判断は、その日の担当がしてよい、と決めておきます。店長に連絡がつかないときに止められないと、判断が遅れます。止めた人を責めない形にしておきます。

よくある質問

項目はどのくらいの数が適切ですか。

開店と閉店それぞれ15項目程度に収めている店が多くあります。多すぎると形だけの確認になります。安全に関わるものを優先して残す形が現実的です。

紙とアプリのどちらがよいですか。

確認した時刻が自動で残る点では、アプリに利点があります。厨房では手が濡れていることが多いため、紙のほうが続く店もあります。実際に運用してみて、続く方を選ぶ形が確実です。

関連するテンプレート