食材・仕入

飲食店向け 原価計算表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全12項目

原価計算表は、メニュー1品ごとに食材の原価を計算する表です。

店全体の原価率は棚卸から出せますが、どのメニューが利益を生んでいるかまでは分かりません。メニューごとに原価を出すと、売れているのに利益が薄い品と、その逆が見えてきます。

このテンプレートは、食材ごとの使用量から原価を積み上げ、原価率と粗利益を並べる形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • メニューごとの利益を知りたい方
  • 売価の見直しを検討している方
  • 歩留まりまで含めて原価を出したい方

どのような場面で使いますか

メニューを作ったとき、仕入単価が大きく動いたときに使います。半年から1年に一度、まとめて見直す形が一般的です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • メニュー
  • 売価(円)
  • 食材
  • 使用量
  • 単位
  • 仕入単価(円/単位)
  • 歩留(%)
  • 実質単価(円)
  • 原価(円)
  • 合計原価(円)
  • 原価率
  • 粗利益(円)

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

原価計算表.xlsx — 記入例の一部
原価計算表 【記入例】
店舗名○○食堂
作成日2026年8月20日
メニュー売価 (円)食材使用量単位仕入単価 (円/単位)歩留 (%)実質単価 (円)原価 (円)合計原価 (円)原価率粗利益 (円)
唐揚げ定食980鶏もも肉150g0.76950.80120
揚げ油(按分)15g0.231000.233
180g0.421000.4276
キャベツ60g0.26850.3119
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。店舗名・作成日・単価の基準などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

原価計算表に載せる項目

原価計算表に載せる項目は、次の5つです。

項目中身
メニュー品名、売価
食材品目、使用量、単位あたりの単価
原価食材ごとの金額と、その合計
比率原価率(原価 ÷ 売価)
利益粗利益(売価 − 原価)

原価率だけでなく粗利益も並べます。原価率が低くても売価が安ければ、1品あたりの利益は小さくなります。

歩留まりを考える

食材は、仕入れた量がすべて使えるわけではありません。野菜の皮や芯、魚の骨や頭は、調理の過程で失われます。この割合を歩留まりと呼びます。

実務では、次の形で計算している店が多くあります。

  1. 仕入単価を、歩留まりで割って実際の単価を出す
  2. その単価に、料理で使う量を掛ける

たとえば歩留まりが70パーセントの食材は、仕入単価を0.7で割った額が実際の単価になります。これを考えないと、原価が実際より低く出ます。

ポイントはここです。歩留まりの差が大きい食材ほど、計算に入れる意味があります。

メニューを4つに分けて見る

原価計算の結果と、売れている数を組み合わせると、メニューを4つに分けて見ることができます。

  • よく売れて、利益も大きい … 主力。切らさない
  • よく売れるが、利益が小さい … 売価か原価の見直しを検討する
  • あまり売れないが、利益は大きい … 見せ方や勧め方を変える
  • あまり売れず、利益も小さい … 入れ替えを検討する

一般には、この整理をメニューの見直しの出発点にしている店が多くあります。

原価計算表を更新する

食材の仕入単価は変わります。原価計算表を作ったまま放置すると、実際の原価とずれていきます。

実務では、次のタイミングで見直している店が多くあります。

  • メニューを変えたとき
  • 主要な食材の単価が大きく動いたとき
  • 半年から1年に一度、まとめて見直す

単価を1か所にまとめておき、そこを直せば全メニューの原価が更新される形にしておくと、見直しが短時間で済みます。

よくある質問

調味料まで計算に入れますか。

主要な調味料だけを入れ、少量のものは「その他」としてまとめている店が多くあります。1品あたり数円のものを厳密に計算するより、主要な食材を正確に見るほうが効果があります。

原価率の目安はどのくらいですか。

業態によって大きく異なるため、一律の目安を置くことにはあまり意味がありません。自店の過去の数字と比べ、どのメニューが平均から離れているかを見る形が役に立ちます。

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