飲食店向け 発注書テンプレート
発注書は、仕入先へ何をどれだけ頼むかを伝える書類です。
電話や口頭で発注している店も多くありますが、書面にしておくと数量の行き違いが減ります。納品されたものが違ったときに、どちらの間違いかが分かる形にもなります。
このテンプレートは、発注の控えとしても使えるよう、納品の確認欄まで持たせたものです。発注の控えが残っていると、届かなかったときに何を頼んだかを確認できます。
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このテンプレートは誰向けですか
- 電話発注で数量の行き違いが起きたことがある方
- 発注の控えを残しておきたい方
- 納品時の照合を早く済ませたい方
どのような場面で使いますか
発注のたびに1枚作り、納品時に確認欄を埋めます。仕入先ごとの締め時間を一覧にして貼っておくと確実です。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 品目
- 規格・部位・産地
- 数量
- 単位
- 単価(円)
- 金額(円)
- 納品確認
- 納品数
- 備考
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| 発注書 【記入例】 | |||||||||
| 発注元 | ○○食堂 | ||||||||
| 仕入先 | △△青果 御中 | ||||||||
| No | 品目 | 規格・部位・産地 | 数量 | 単位 | 単価 (円) | 金額 (円) | 納品 確認 | 納品数 | 備考 |
| 1 | キャベツ | L玉・国産 | 6 | 玉 | 198 | 1,188 | 済 | 6 | |
| 2 | 玉ねぎ | M・北海道産 | 10 | kg | 260 | 2,600 | 済 | 10 | |
| 3 | にんじん | M・国産 | 5 | kg | 320 | 1,600 | 済 | 5 | |
| 4 | じゃがいも | M・男爵 | 10 | kg | 280 | 2,800 | 一部 | 8 | 2kg欠品。8/12に追加納品 |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 14 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 上部の基本情報を埋めます。発注元・仕入先・発注日などの欄を先に入れてください。
- 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
- 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
- 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
- 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。
カスタマイズ方法
- 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
- A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。
利用上の注意
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
発注書に載せる項目
発注書に載せる項目は、次の4つに分かれます。
| 分類 | 項目 |
|---|---|
| 宛先と発注元 | 仕入先、担当者、自店名、連絡先 |
| 発注の内容 | 品目、規格、数量、単位、単価 |
| 条件 | 納品希望日、納品時間、届け先 |
| 確認 | 納品されたかどうか、数量の違い |
規格まで書きます。「豚肉 5キロ」だけでは、部位も産地も分かりません。品目、部位、規格を分けて書くと、届くものが変わりません。
発注量をどう決めるか
発注量は、在庫と使う見込みから決めます。実務では、次の順で考えている店が多くあります。
- 現在の在庫を確認する
- 次の納品までに使う量を見込む
- 差を発注する
ポイントはここです。2つ目は、予約の状況と曜日から見当をつけます。売上日報を数か月ぶん見ると、曜日ごとの使用量の傾向が分かります。
発注のタイミングを決める
発注のタイミングは、仕入先ごとに締め時間が決まっていることが多くあります。締め時間を過ぎると、翌々日の納品になる場合があります。
一般には、次の形で管理している店が多くあります。
- 仕入先ごとの締め時間を一覧にして貼っておく
- 発注する担当と時間帯を決める
- 発注したら控えを残し、納品時に照合する
3つ目があると、届かなかったときに発注したかどうかを確認できます。電話だけの発注では、この確認ができません。
発注書と検品のつながり
発注書は、納品されたものを確認するときの基準になります。発注書の控えを見ながら検品すると、数量の違いや欠品にその場で気づけます。
実務では、次の形にしている店が多くあります。
- 発注書に納品の確認欄を持たせる
- 違いがあった場合は、その場で仕入先へ連絡する
- 欠品の場合は、代わりの手当てを決めてから受け取る
2つ目を後回しにすると、伝票の締めのときに気づくことになります。その時点では、状況の確認が難しくなっています。
発注の記録を仕入の見直しに使う
発注書の控えは、仕入を見直すときの材料になります。
一般には、次の3つを見ている店が多くあります。
- 品目ごとの発注の頻度と量
- 仕入先ごとの単価の推移
- 欠品や納期の遅れの回数
2つ目は、同じ品目を複数の仕入先から買っている場合に効いてきます。単価だけでなく、品質と納品の確実さも合わせて判断する形になります。
3つ目が続く仕入先については、発注の時期を早める、代わりの仕入先を確保するといった対応が必要になります。記録が無いと、印象だけの判断になります。
よくある質問
発注書は仕入先へ渡す必要がありますか。
渡すかどうかは仕入先との取り決めによります。電話やアプリで発注する場合も、自店の控えとして残しておくと、納品時の照合と伝票の確認に使えます。
単価は毎回書きますか。
相場で変わる食材は、発注時点の単価が分からないことがあります。その場合は空欄にし、納品伝票の単価を後から書き込む形にしている店があります。