衛生管理法令確認あり

飲食店向け 一般衛生管理記録表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全10項目

一般衛生管理記録表は、毎日行っている衛生の作業を記録として残す表です。

HACCPに沿った衛生管理は、大きく2つに分かれます。すべての食品に共通して行う一般衛生管理と、加熱や冷却といった重要管理のポイントです。この表は、前者を記録するためのものです。

一般衛生管理の中身は、業種ごとの手引書に示されています。手洗い、器具の洗浄と消毒、健康管理、廃棄物の処理、そして鼠やゴキブリの対策などが挙げられます。

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ハイフンはあり・なしどちらでもかまいません。

このテンプレートは誰向けですか

  • HACCPに沿った衛生管理の記録を整えたい方
  • 保健所の立入検査に向けて記録を見直している方
  • 毎日の記録が続かず途切れている店の方

どのような場面で使いますか

月ごとに1枚で使います。確認できたら印を入れ、異常があったときだけ対応を文字で書く形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 確認項目
  • いつ
  • 3(月)
  • 4(火)
  • 5(水)
  • 6(木)
  • 7(金)
  • 8(土)
  • 確認者
  • 異常があったときの内容と対応

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

一般衛生管理記録表.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
一般衛生管理記録表
店舗名年月
衛生管理の責任者異常時の連絡先
確認項目いつ3
(月)
4
(火)
5
(水)
6
(木)
原材料の受入(期限・外観・におい・温度)納品時
冷蔵庫の温度(10度以下)開店時・閉店時
冷凍庫の温度(マイナス15度以下)開店時・閉店時
交差汚染の防止(まな板・包丁の使い分け)調理中
器具等の洗浄・消毒(使用後)使用後・閉店時
トイレの洗浄・消毒(1日1回以上)開店前
従業員の健康状態の確認出勤時
手洗いの実施(作業前・トイレ後)随時
鼠族・昆虫の対策(侵入の形跡)開店前
廃棄物の処理(ふた付き容器・搬出)閉店時
(空欄があと1行つづきます)
異常があったときの記録(△・×を付けたら必ず書く。左から起きた順番に埋める。「見つけた状態」は見つけた人、「処置」は直した人、「確認者・再開日時」は確認した人が書く)
発生日・確認項目見つけた状態判定使った/止めた連絡先・時刻
(空欄があと1行つづきます)
記入者(確認した人)確認(衛生管理の責任者)
備考
商い屋 飲食 https://inshoku.akinaiya.com (2026-09-15 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。店舗名・年月・衛生管理の責任者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 食品衛生法により、原則としてすべての食品等事業者にHACCPに沿った衛生管理が求められています。小規模な営業者等は、業界団体が作成した手引書に沿って衛生管理計画を作成し、実施状況を記録することとされています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

一般衛生管理記録表に載せる項目

一般衛生管理記録表に載せる項目は、手引書で示されている内容をもとに決めます。飲食店で共通して挙げられるのは、次の7つです。

項目確認すること
原材料の受入期限、外観、におい、温度
冷蔵・冷凍庫の温度決めた温度の範囲内か
交差汚染・二次汚染の防止器具の使い分け、保管の場所
器具等の洗浄・消毒・殺菌使用後に洗浄し消毒しているか
トイレの洗浄・消毒1日1回以上
従業員の健康管理・手洗い体調の確認、手洗いの実施
鼠族・昆虫の対策侵入の形跡、駆除の実施

確認する内容を欄名に書きます。「異常なし」だけの表にすると、何を見たのかが残りません。

記録を毎日続けるための工夫

一般衛生管理の記録は、毎日書くものです。書く量が多いと、あとでまとめて書かれるようになります。

実務では、次の工夫をしている店が多くあります。

  1. 確認できたら印を入れるだけの形にする
  2. 数値を書くのは温度だけにする
  3. 異常があったときだけ、対応を文字で書く

ポイントはここです。3つ目の考え方が中心になります。すべての欄に文章を書かせる形にすると、営業中には書けません。

異常があったときの記録

一般衛生管理では、異常があったときの対応をあらかじめ決めておくことが求められます。手引書には、その例が示されています。

一般には、次の内容を記録します。

  • 何が起きたか(温度が上がっていた、期限切れが見つかったなど)
  • どう対応したか(廃棄した、加熱した、修理を依頼したなど)
  • 誰が判断したか

異常が無い日が続くことは自然です。ただし、異常があったのに記録が無い状態は、記録そのものの信頼を下げます。

記録の保存期間

記録の保存期間は、業種ごとの手引書で示されています。飲食店では、1年程度としているものが多くあります。

実務では、次の形にしている店が多くあります。

  • 月ごとに1枚で作り、年度でまとめて綴じる
  • 保健所の立入検査で提示できる場所に置く
  • 電子で管理する場合も、印刷して出せる状態にしておく

保存期間は、扱う食品の消費期限や賞味期限より長い期間とすることが示されている場合があります。自店の業種の手引書を確認する形が確実です。

異常を見つけた人は、その食材を使っていいのか

現場でいちばん迷うのがここです。冷蔵庫の温度が少し高い、野菜の色が少しおかしい。このとき使っていいのかが決まっていないと、判断は人によって変わります。

この様式では、○△×の付け方を「説明」シートに書いています。

判定状態そのときすること
○問題なしそのまま営業に入る
△直せばよいその場で直してから使う。記録に書き、責任者に伝える
×そのままでは使えないその食材・設備を使わない。すぐ責任者へ連絡する

×はパートやアルバイトの判断で止めてよい、と決めておきます。止めた人を責めない形にしないと、迷ったときに○が付きます。

対応が終わったことを、どこで確かめるか

表の下に「異常があったときの記録」を置いています。見つけた状態、使ったか止めたか、誰にいつ連絡したか、返品や廃棄や修理の内容、確認者と元に戻した日までを1行でたどれます。

確認者が確認日を書くまで、その食材や設備は元に戻しません。修理を頼んだ、返品したというところで記録が止まっていると、直っていないものが使われます。記入者・責任者・月末の確認の欄は、いちばん下にあります。

よくある質問

手引書はどこで手に入りますか。

厚生労働省のサイトに、業界団体が作成した手引書がまとめられています。飲食店営業向けのもののほか、菓子製造業や小規模な製造業向けのものもあります。自店の業種に合うものを選ぶ形になります。

この様式のまま使えますか。

手引書に様式が示されている場合は、そちらを優先する形が確実です。当サイトの様式は、手引書の考え方に沿って項目を整理したもので、自店のメニューや設備に合わせて調整してお使いください。

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