衛生管理法令確認あり

飲食店向け 衛生管理計画書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全6項目

衛生管理計画書は、HACCPに沿った衛生管理の「先に決めておく側」の書類です。毎日つける記録表とは、役割が分かれています。

保健所の立入検査でよく起きるのは、記録表は毎日つけているのに計画書が無い、という取りこぼしです。手引書が求めているのは、計画を作って、実施して、記録する、という順番になります。

このテンプレートは、一般衛生管理と重要管理のポイントを同じ表に並べ、いつ・どのように確認し、問題があったときにどうするかまでを1枚に収める形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 記録表はつけているが計画書が無い店の方
  • 保健所の立入検査に向けて書類をそろえたい方
  • 手引書の内容を自店の形に落としたい方

どのような場面で使いますか

店に1枚を作り、厨房に掲示して使います。メニューや設備が変わったとき、および年1回に見直す形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 区分
  • 管理する項目
  • いつ
  • どのように
  • 問題があったとき
  • 記録する場所

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

衛生管理計画書.xlsx — 記入例の一部
衛生管理計画書 【記入例】
店舗名○○食堂
営業許可の種類飲食店営業
区分管理する項目いつどのように問題があったとき記録する場所
一般衛生管理原材料の受入の確認納品時期限・外観・におい・温度を確認する返品または廃棄し、代替を発注する一般衛生管理記録表
一般衛生管理冷蔵・冷凍庫の温度開店時・閉店時庫内の温度計を読み、数値を記入する食材を移し替え、機器の修理を依頼する温度記録表
一般衛生管理交差汚染・二次汚染の防止調理中まな板と包丁を生食用・加熱用で分ける洗浄消毒をやり直し、疑わしい食材は廃棄する一般衛生管理記録表
一般衛生管理器具等の洗浄・消毒使用後・閉店時洗剤で洗い、アルコールまたは次亜塩素酸で消毒するやり直したうえで、手順を再確認する清掃チェック表
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。店舗名・営業許可の種類・衛生管理の責任者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 食品衛生法により、原則としてすべての食品等事業者にHACCPに沿った衛生管理が求められています。小規模な営業者等は、業界団体が作成した手引書に沿って衛生管理計画を作成し、従業員に周知したうえで、実施状況を記録し保存することとされています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

衛生管理計画書とは|記録表との違い

衛生管理計画書は、店として何をどう確認するかをあらかじめ決めておく書類です。記録表は、それを実際に行った証拠として残す書類になります。

計画書は、内容が変わらないかぎり作り直しません。メニューや設備が変わったときに見直す形が一般的です。

記録表は毎日増えていきます。計画書が1枚、記録表が毎月1枚という持ち方にしておくと、綴じる場所も分けやすくなります。

衛生管理計画書に書く2つの区分

衛生管理計画書に書く内容は、大きく2つに分かれます。

区分何を決めるか
一般衛生管理のポイントどの食品にも共通して行う衛生の作業手洗い、器具の洗浄消毒、健康管理、鼠族昆虫の対策
重要管理のポイントメニューの分類ごとに温度で管理する作業加熱の中心温度、冷却、冷蔵保管

多くの手引書では、この2つを分けて計画を立てる形が示されています。

一般衛生管理のポイントの決め方

一般衛生管理のポイントは、手引書に挙げられている項目をそのまま並べる形が扱いやすくなります。

飲食店営業向けの手引書では、次の項目が共通して挙げられています。

  1. 原材料の受入の確認
  2. 冷蔵・冷凍庫の温度の確認
  3. 交差汚染・二次汚染の防止
  4. 器具等の洗浄・消毒・殺菌
  5. トイレの洗浄・消毒
  6. 従業員の健康管理・衛生的な作業着の着用
  7. 手洗いの実施

それぞれについて、「いつ」「どのように」「問題があったとき」の3つを書くと、計画として形になります。

重要管理のポイントの決め方

重要管理のポイントは、メニューを3つの分類に分けてから決める方法が広く使われています。

分類メニューの例管理する内容
非加熱のもの刺身、冷奴、サラダ冷蔵で保管し、提供前に状態を確認する
加熱するもの焼き物、揚げ物、煮物中心部まで火が通ったことを確認する
加熱後に冷却・再加熱するもの作り置きのカレー、ソース速やかに冷却し、提供前に再加熱する

全メニューを1つずつ書き出す必要はありません。ポイントはここです。分類ごとに代表的なメニューを決めて、その確認方法を書く形が一般的です。

計画をつくったあとにすること

計画書は、作っただけでは機能しません。手引書では、従業員への周知が求められています。

実務では、次の形をとっている店が多くあります。

  • 厨房の見えるところに計画書を貼る
  • 新しく入った人には、計画書を見せながら説明する
  • 説明した日を衛生教育記録に残す

見直しのきっかけを決めておくと、内容が古いまま残ることを防げます。メニューを変えたとき、設備を入れ替えたとき、年に1回の点検のとき、という3つを目安にしている店が多くあります。

衛生管理計画書の保存と、確認されること

保存期間は、手引書で示されています。飲食店では、記録とあわせて1年程度としているものが多くあります。

保健所の立入検査では、計画書と記録の両方を見せられる状態かどうかが確認されます。計画書だけ、記録だけ、という状態は、どちらも指摘につながりやすい形です。

電子で管理している場合も、印刷して出せる状態にしておくと、その場での確認に対応できます。

よくある質問

衛生管理計画書は、決まった様式がありますか。

法令で様式が定められているわけではありません。業界団体が作成した手引書に様式例が示されている場合は、そちらを使う形が確実です。当サイトの様式は、手引書の考え方に沿って項目を整理したものです。

メニューを変えたら作り直しですか。

分類(非加熱・加熱・加熱後に冷却)が変わらなければ、そのまま使える場合が多くあります。新しい調理方法が加わったときは、重要管理のポイントの欄を見直す形になります。

小さな店でも必要ですか。

規模にかかわらず、原則としてすべての食品等事業者が対象とされています。従業員が50人未満などの小規模な営業者等は、手引書に沿った「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を行う形とされています。

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