飲食店向け 労働条件通知書テンプレート
労働条件通知書は、人を雇うときに必ず渡す文書です。アルバイトやパートも対象で、短時間の勤務でも交付が要ります。
飲食店で問題になりやすいのは、シフト制の場合の書き方です。曜日や時間が固定でない働き方で、「シフトによる」とだけ書いた通知書は、明示として足りないと判断されることがあります。
このテンプレートは、シフト制の場合の書き方を含め、明示が求められる事項を並べたものです。
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このテンプレートは誰向けですか
- 飲食店で労務・教育の書類を作成している方
- 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
- 今使っている様式を見直す参考にしたい方
どのような場面で使いますか
労務・教育の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 事業所名
- 交付日
- 交付先
- 1 契約期間
- 期間の定め
- 更新の有無
- 更新の判断基準
- 通算契約期間・更新回数の上限
- 2 就業の場所
- 雇入れ直後
- 変更の範囲
- 3 従事する業務
- 4 始業・終業の時刻等
- 勤務日数
- シフトの決定
- 所定時間外労働
- 休日労働
- 5 休日・休暇
- 休日
- 年次有給休暇
- その他の休暇
- 6 賃金
- 7 退職に関する事項
- 8 その他
- 社会保険の加入
- 雇用保険の適用
- 雇用管理の改善等に関する相談窓口
- 就業規則の備付け
文書のプレビュー
実際のファイルの記入例ページです。
| 労働条件通知書 【記入例】 | |
| 事業所名 | ○○食堂 |
| 交付日 | 令和8年4月1日 |
| 交付先 | ○○ ○○ 殿 |
| 前文 | 労働基準法第15条に基づき、あなたの労働条件を次のとおり通知します。 |
| 見出し | 内容 |
| 1 契約期間 | |
| 2 就業の場所 | |
| 3 従事する業務 | |
| 4 始業・終業の時刻等 | シフト制です。次の時間帯のうち、いずれかで勤務していただきます。 |
ファイル形式
| 形式 | Word(.docx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer |
| 用紙 | A4縦・余白20mmで設定済み |
| 構成 | 本文 / 記入例 / 説明 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Word 約 8 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
- 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
- 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
- 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
- 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
カスタマイズ方法
- 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
- 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。
利用上の注意
- 労働基準法は、労働契約の締結に際し、賃金、労働時間その他の労働条件を明示することを求めており、一定の事項については書面の交付等による明示が義務づけられています。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
労働条件通知書に書く事項
労働条件通知書に書く事項は、次のとおりです。
| 書くこと | 注意 |
|---|---|
| 契約期間 | 有期か無期か、更新の有無 |
| 就業の場所 | 変更の範囲も |
| 仕事の内容 | 変更の範囲も |
| 始業・終業の時刻 | シフト制なら型を示す |
| 休憩・休日・休暇 | — |
| 賃金 | 時給、割増、支払日 |
| 退職に関する事項 | 定年、自己都合の申出期限 |
| 社会保険・雇用保険 | 加入の有無 |
シフト制は、勤務の型を示す
シフト制の場合、「シフトによる」だけでは明示として足りません。 想定される勤務の型を示してください。
「9:00〜14:00、17:00〜22:00のうち、いずれかの時間帯で週3〜4日」というように、時間帯と日数の範囲を書きます。これに加えて、シフトをいつまでに知らせるかも書いておくと、後の行き違いが減ります。
始業と終業の時刻が複数ある場合は、そのすべてを書きます。書ききれない場合は、別紙で示すことも認められています。
就業場所と業務の変更の範囲も書く
就業する場所と仕事の内容については、雇い入れ直後の内容に加えて、変わり得る範囲も示すことが求められています。
複数の店舗を持つ場合は、「当社が運営する○○県内の店舗」というように範囲を書きます。1店舗だけなら「変更なし」と書けば足ります。
仕事の内容も同じです。ホールで採用した人が調理も担当する可能性があるなら、その範囲を書いておきます。書いていないと、後から頼みにくくなります。