労務・教育

飲食店向け 衛生教育記録テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全9項目

衛生教育記録は、従業員に衛生について伝えた内容を残す表です。

HACCPに沿った衛生管理では、従事者に衛生管理の内容を周知することが求められます。手洗いの方法、体調が悪いときの申告、器具の使い分け。伝えたつもりでも、記録が無ければ確認できません。

飲食店は入れ替わりが多いため、新人への教育を確実に行える形にしておくことが特に大切になります。

衛生教育記録(Excel・PDF)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelファイルのダウンロードが始まります。

ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 新人への衛生教育を確実に行いたい方
  • 全員に伝わったことを記録で示したい方
  • 教えた内容が定着しているか確認したい方

どのような場面で使いますか

新人の入店時と、定期の教育のたびに1行を足します。欠席者へ個別に伝えた日も残す形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 実施日
  • 区分
  • 内容
  • 時間
  • 実施者
  • 参加者
  • 欠席者への対応
  • 使用した資料
  • 理解の確認

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

衛生教育記録.xlsx — 記入例の一部
衛生教育記録 【記入例】
店舗名○○食堂
年度2026年度
実施日区分内容時間実施者参加者欠席者への対応使用した資料理解の確認
2026/4/15新人手洗いの方法・健康管理の申告0.5木原 悠安西 拓也手洗いの手順書実演で確認・良
2026/4/22新人器具の使い分け・洗浄と消毒0.5佐野 千夏安西 拓也色分けの一覧表実演で確認・良
2026/5/20全員梅雨と夏に向けた食中毒の予防0.5木原 悠木原・佐野・長谷川・三浦安西は5/23に個別で実施手引書の抜粋・保健所の資料口頭で確認
2026/5/23新人梅雨と夏に向けた食中毒の予防(個別)0.5木原 悠安西 拓也同上口頭で確認
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。店舗名・年度・実施の責任者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

衛生教育で伝える内容

衛生教育で伝える内容は、次の5つが中心になります。

分類内容
手洗いタイミング、方法、時間
健康管理体調が悪いときの申告、手指の傷の扱い
服装帽子、エプロン、爪、アクセサリー
器具の扱いまな板と包丁の使い分け、洗浄と消毒
温度の管理冷蔵庫の温度、加熱の確認

新人には、初日に手洗いと健康管理を伝えます。ほかは追って教えられますが、この2つは初日から関わる部分です。

新人教育のタイミング

新人への衛生教育は、就業を始める前に行う形が確実です。実務では、次の順で進めている店が多くあります。

  1. 採用が決まったら、検便を実施する
  2. 初日に、手洗いと健康管理を伝える
  3. 1週間以内に、器具の扱いと温度の管理を伝える
  4. 1か月後に、理解の状況を確認する

ポイントはここです。4つ目を入れておくと、伝えたことが実際にできているかが分かります。教えた直後は覚えていても、忙しくなると省略されることがあります。

全員への教育をいつ行うか

全員を対象にした衛生教育は、定期的に行う形が広く使われています。

一般には、次のタイミングで行っている店が多くあります。

  • 食中毒が起きやすい時期の前(梅雨入り前、夏前)
  • 保健所の立入検査の前後
  • 何か問題が起きたあと
  • 新しいメニューや設備を導入したとき

営業の前後に15分程度で行える内容にすると、続けやすくなります。全員がそろう機会は限られるため、シフトに合わせて2回に分けている店もあります。

記録に残す内容

衛生教育の記録には、次の内容を残します。

  • 実施日、時間、実施した人
  • 内容(何を伝えたか)
  • 参加者(欠席者への対応も含む)
  • 使用した資料

欠席者への対応まで残しておくと、全員に伝わったことが示せます。後日に個別で伝えた日を書いておく形が広く使われています。

教育の内容を1枚にまとめておく

衛生教育は、伝える内容を1枚にまとめておくと、誰でも実施できます。

実務では、次の形にしている店が多くあります。

  • 手洗いの手順を写真つきで1枚にする
  • 器具の色分けを一覧にして厨房に貼る
  • 体調が悪いときの申告の流れを図にする

これらを作っておくと、新人が入るたびに口頭で説明する必要がなくなります。教える人が変わっても、内容が同じになります。

資料は、実施した日と一緒にファイルに綴じておく形が一般的です。どの版の資料で教えたかが分かると、内容を変えたときに再教育の対象が決まります。

よくある質問

教育の記録は保健所に見せるものですか。

立入検査で衛生管理の実施状況を確認される際に、参考として見られることがあります。手引書では、従事者への周知が衛生管理計画の一部として位置づけられています。

外国籍の従業員への教育はどうしますか。

母語の資料や、写真と図を使った資料を用意している店があります。厚生労働省や自治体が多言語の資料を公開している場合もあるため、確認してみると準備が早くなります。

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